学び舎Cotobaco

コンセプト

今、子どもたちを囲む環境は目まぐるしく変化しています。パソコンやスマートフォンで一つボタンを押せば、すぐに答えを手に入れられる時代になってきました。

遊びの待ち合わせは、インターネットゲームの中、というのも当たり前のようです。そんな時代の子どもたちは、少し壁にぶつかると「わかりません」「できません」すぐあきらめることに慣れてしまっているようです。

教育現場で子どもたちを見てきた感じたこと。それは、1年生でつまずくと、2年生になっても分からないまま進み、より苦手意識を持ってしまう…。スピードに追いつけず「自分はできない子なのかな」と自信を失う子どもたちもたくさん見てきました。

自信を失うと、自分をうまく表現できず、夢すら描けなくなってしまいます。本来、可能性だらけの子どもが委縮してしまう姿を見て、危機感を抱きました。

目の前のでき事にあれこれ悩んだり、額に汗をかいて友達と遊んだり、小さなチャレンジに一喜一憂したり…、その中で子どもたちの人間性は育まれます。記憶力と枠の中の正解を評価されて育った子どもたちは、社会で答えのない問題に直面したとき、本当に乗り越えられるのでしょうか。

そんな想いから「Cotobaco」は誕生しました。

プロフィール

学び舎Cotobaco 代表
奈良 珠季(なら たまき)

現役 私立小学校講師。一般社団法人 松南志塾 理事。
神奈川県茅ケ崎市出身、鎌倉市育ち。
中学高校は私立の女子校に通う。鎌倉女子大学児童学部卒業。空手黒帯3段。
大学卒業後は、ブライダル業界で、おもてなしを学ぶ。その後、周囲からの勧めもあり、学校教諭に転身。「小学校で学力の基礎を身につけることが、夢を叶えることにつながる」と思い、小学校教諭を選ぶ。公立小学校で低学年の担任を2年間務める。現在は、私立小学校で国語科の講師を務めている。
教育を通して、学びの基礎の重要性、子どもたちの可能性を実感する。良いところを見つけ、褒めて伸ばす教育を心がける。モットーは「子どもの心に寄り添い、幸せを生み出す」

教育への想い

私は、少し不器用な子どもでした。小学校の算数では、九九のテストに合格すると賞状をもらえました。算数の苦手な私はなかなかうまくいかず、先生にまであきらめられる始末。結局、期間内に合格できず、お絵かき用紙の代わりに賞状の裏紙を渡されたのでした。「私はできない子なのか」と思い込んだのを覚えています。
図画工作の授業では、公園へ桜の絵を描きに行きました。その日は、雨上がりの翌日。地面はぬかるんでいて、桜も赤紫色に染まっていました。クラスで完成した絵を張り出すと、みんなは緑の野原に咲く薄ピンクの桜。私だけは、どろどろの地面に赤紫の桜を描きました。

「そんな色、おかしいよ」とクラスメイトからの声。しかし、担任の先生は「あなたには、そう見えたからいいんだよ。赤紫の桜もあったよね」と優しく声をかけてくれました。自分を認めてくれる人の存在が、いかに子どもの支えになるか、身をもって経験してきました。先生や親、大人たちの思いやりがあって今の私があります。
「Cotobaco」では、大人のものさしで決めつけることはしません。子どもたちと同じ目線で学び続ける一人の教育者として、個性を伸ばす、褒める教育を目指しています。